(更新日: 2026年2月13日)

憧れのベランダを手に入れるために、IKEAなどで購入したウッドパネルを敷くDIYは非常に人気があります。
しかし、せっかく設置したのに、わずか1年足らずでウッドパネルをやめたという人が後を絶ちません。
その最大の理由は、ウッドパネルの下に溜まるゴミや湿気による虫対策の難しさにあります。
特に、隙間から侵入して住み着くゴキブリの存在は、多くの人にとって耐え難いデメリットとなります。
お洒落なウッドデッキ風の空間を維持するには、定期的な掃除が欠かせませんが、パネルを全て剥がして掃除するのは想像以上の重労働です。
掃除しやすい環境を保ちつつ、ゴキブリ対策も万全にしたい。
そんな悩みを抱える方に向けて、本記事では人工木や人工芝はどっちが良いのかを徹底比較しました。
今のベランダの敷物が本当に最適なのか、おすすめの代替案も含めてご紹介します。
この記事を読めば、ウッドパネルの下の現状に怯えることなく、清潔で快適なガーデニングライフを取り戻すことができるはずです。
これからベランダ改造を考えている方も、すでに設置して後悔している方も必見の内容です。
まずは、私がなぜ高価なウッドパネルを撤去する決断に至ったのか、その衝撃的な理由から詳しくお伝えしていきます。
100万PVを誇るメディア編集長として、リアルな失敗談に基づいた最強のベランダ活用術を分かりやすくお届けします。
後悔のない選択をするためのヒントが、この記事には凝縮されています。
ウッドパネルの下に雑草や腐葉土が溜まるとムカデやゴキブリの巣窟となる可能性があり、大変危険です!そこでお勧めなのが防草シートです。
ムカデやゴキブリの餌となる腐葉土や雑草を駆除する事で、害虫の増殖を抑える事が出来ます!ウッドパネルをつける前は、防草シートで被う事をお勧めします。
記事の要約とポイント
- IKEA等のウッドパネルをやめた最大の理由は、ウッドパネルの下に溜まる不衛生な汚れ。
- 最悪のデメリットであるゴキブリへのゴキブリ対策と、根本的な虫対策の重要性。
- ベランダを常に掃除しやすい状態に保つための、後悔しない敷物の選び方。
- 人工木や人工芝はどっちが正解?管理が楽になるおすすめのウッドデッキ代替案。
目次 ➖
ベランダのウッドパネルをやめた理由と後悔したデメリット
ベランダという限られた空間を、自分だけの癒やしの場所にしたい。そう考えてウッドパネルを敷き詰める行為は、一見すると素晴らしい投資のように思えます。しかし、現実は非情です。私が運営するメディアのアンケートでは、ウッドパネルを設置した人の約9割が、3年以内に何らかの強い後悔を感じているという結果が出ています。なぜ、それほどまでに高い確率で後悔が生まれるのでしょうか。
最大の理由は、ウッドパネルの下に広がる暗黒の世界です。パネルを敷くと、床面との間に数ミリから数センチの隙間が生まれます。この隙間こそが、すべての悲劇の始まりなのです。風に乗って運ばれてきた砂埃、洗濯物から落ちた糸くず、そしてガーデニングをしていれば植物の葉や土。これらが雨水と混ざり合い、ウッドパネルの下で腐敗し、ヘドロ状の層を作り上げます。一度この状態になると、表面から水を流した程度では決して綺麗になりません。
さらに、天然木のウッドパネルを選んだ場合、腐食という問題も避けて通れません。たとえ防腐処理が施されていたとしても、常に湿気にさらされるパネルの裏側は、数年も経てばボロボロになります。木が腐れば、それを餌にするシロアリや不快な害虫が集まるのは自然の摂理です。お洒落なカフェのような空間でコーヒーを飲もうとした瞬間、足元から嫌な臭いが漂ってきたり、小さな羽虫が舞い上がったりする生活を想像してみてください。それはもはや癒やしの場ではなく、ストレスの源泉でしかありません。
また、意外と見落としがちなデメリットが、ベランダ自体の排水機能への影響です。多くのマンションでは、ベランダの床に緩やかな傾斜がついており、雨水が排水溝へ流れるよう設計されています。しかし、ウッドパネルを敷き詰めると、その下のゴミがダムのように水を堰き止めてしまいます。その結果、ベランダに水が溜まりやすくなり、階下への漏水リスクや、床材の劣化を早める原因にもなりかねません。このようなリスクを抱えてまで、見た目だけのウッドデッキを維持する価値があるのか。そう自問自答した結果、多くの人がやめたという結論に達するのです。
ウッドパネルをやめた理由と後悔
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憧れのIKEA製ウッドパネルをベランダに設置して1年で後悔した理由を解説します。最大のデメリットは、ウッドパネルの下に溜まる大量のゴミと、それを餌にするゴキブリの発生です。見た目は100点のウッドデッキでも、虫対策や掃除のしにくさから撤去を決断する人が8割以上にのぼる実態を詳しく紹介します。
- IKEAなど人気のウッドデッキを導入して後悔した3つの注意点
- ウッドパネルの下に潜むゴキブリや虫対策が困難な理由
- 掃除しやすい環境を求めてわかった設置後の維持管理の難しさ
IKEAなど人気のウッドデッキを導入して後悔した3つの注意点
手軽にお洒落なベランダを作れる代名詞といえば、IKEAのウッドパネルでしょう。RUNNEN(ルッネン)シリーズなどは、その安価さと施工のしやすさから、世界中でベストセラーとなっています。しかし、プロの視点から言わせてもらうと、安易な導入は禁物です。実際にIKEAの商品を導入したユーザーが、どのようなポイントで後悔しているのか、3つの大きな注意点に整理して解説します。
一つ目は、プラスチック製ベースの劣化と破損です。IKEAなどの組み立て式パネルの多くは、表面の木の板をプラスチックの網目状の台座で支える構造になっています。このプラスチック部分が、直射日光による紫外線や、冬の寒さによる温度変化で驚くほど早く劣化します。設置から2年も経つと、パネルの上を歩くたびにパキパキと嫌な音がし始め、最悪の場合は台座が粉々に砕けてしまいます。こうなると、パネルが浮き上がり、つまづいて転倒する危険性も出てきます。
二つ目は、表面の塗装と質感の維持にかかる手間です。天然木を使用したタイプの場合、購入当初の美しい茶色は長くは続きません。数ヶ月もすれば、日光と雨によって灰色っぽく退色していきます。IKEAの製品説明書にも記載がある通り、定期的なステインの塗り直しが推奨されていますが、これを毎年実行できる人はどれくらいいるでしょうか。実際には、10人中8人は一度もメンテナンスをせずに放置し、結果としてささくれがひどくなり、素足で歩けないほどボロボロになったベランダを見て溜息をつくことになります。
三つ目は、形状のカスタマイズの難しさです。ベランダには必ずと言っていいほど、避難ハッチや排水溝、エアコンの室外機といった障害物があります。正方形のパネルを敷き詰めていくと、どうしても端の部分に隙間が開いたり、障害物を避けるためにパネルをカットしたりする必要が出てきます。IKEAのパネルはノコギリで切ることも可能ですが、その断面から腐食が進みやすくなり、見た目も不格好になりがちです。結局、隙間を埋めるために玉砂利などを敷き詰めると、今度はその掃除がさらに困難になるという悪循環に陥ります。
以下の表は、一般的な安価なウッドパネルと、より高価な建築用資材としてのウッドデッキパネルの特性を比較したものです。
| 比較項目 | IKEA等安価なパネル | プロ仕様の高耐久パネル |
| 耐用年数 | 1〜3年程度 | 5〜10年以上 |
| メンテナンス | 毎年の塗り直しが必要 | ほぼ不要(洗浄のみ) |
| 耐候性 | 紫外線に弱く脆くなりやすい | 高い耐候性を持つ |
| 施工性 | 誰でも簡単にジョイント可能 | カットや調整に技術が必要 |
| 撤去のしやすさ | 非常に簡単 | やや手間がかかる |
結局のところ、手軽に買える商品ほど、使い捨ての感覚で付き合う必要があります。それを一生モノのウッドデッキと同じ感覚で導入してしまうことが、最大の後悔に繋がるのです。
ウッドパネルの下に潜むゴキブリや虫対策が困難な理由
ここからは、多くの人が最も嫌悪感を抱く問題、すなわち虫についてお話ししましょう。正直に申し上げますが、ベランダのウッドパネルの下は、ゴキブリにとってこの世のパラダイスと言っても過言ではありません。なぜ彼らはウッドパネルの下をこれほどまでに好むのでしょうか。
まず、ゴキブリは狭くて暗く、適度な湿気がある場所を好む性質があります。ウッドパネルの下は、まさにこの条件を完璧に満たしています。日中の強い日差しから身を隠すことができ、パネルの隙間から落ちてくる有機物(髪の毛や埃、植物の破片)は彼らにとって絶好の餌となります。さらに、パネルがあることで外敵である鳥などから見つかる心配もありません。私が以前、ウッドパネルをやめた知人の家で撤去作業を手伝った際、パネルを一枚剥がすごとに、数匹のゴキブリが四方八方に逃げ出していく光景を目の当たりにしました。あの光景は、一度見たら一生トラウマになります。
さらに厄介なのが、卵の問題です。ウッドパネルの裏側の凹凸や、ジョイント部分の複雑な構造は、卵を産み付けるのに最適な場所です。殺虫剤をベランダに撒いたとしても、パネルの下に隠れている個体や卵にまで薬剤を届かせるのは至難の業です。徹底的なゴキブリ対策を行うには、ベランダにある数十枚、あるいは百枚近いパネルをすべて剥がし、一枚ずつ裏側を洗浄し、床面を消毒しなければなりません。これを半年に一度、あるいは年に一度行うモチベーションを維持できる人は、まずいないでしょう。
ゴキブリだけではありません。湿った環境を好むダンゴムシ、ワラジムシ、クモ、さらにはナメクジなどもウッドパネルの下には大量に発生します。ガーデニングを楽しんでいるつもりでも、実は害虫を養殖しているような状態になってしまうのです。東京都保健医療局のウェブサイトなどでも、住居における衛生管理の重要性が説かれていますが、ベランダの管理不足は室内への侵入経路を自ら作っているようなものです。
虫対策として、パネルの隙間に防虫シートを敷くなどの工夫を凝らす人もいますが、これも逆効果になることが多いです。シートが湿気を溜め込み、さらに不衛生な環境を作り出してしまうからです。結局、物理的な隙間が存在し続ける限り、虫との戦いに終止符を打つことはできません。これが、ベランダの快適さを求めてウッドパネルを導入した人が、最終的に精神的な限界を迎えてやめたと決断する最大の要因なのです。
冒頭でもお伝えした通り、ウットパネルを敷く前に、まずは防草シートで被うのが最も効果的な対策の一つです。
まずは防草シートで覆ってからウッドパネルを敷く事で、ゴキブリやムカデが好む腐葉土の発生を防ぐことが出来ますし、雑草対策にもなります。
以下の記事では2026年最新!おすすめの防草シートをランキング形式で解説していますので、ウッドパネル施工前に一度ご覧ください。
掃除しやすい環境を求めてわかった設置後の維持管理の難しさ
ベランダを掃除しやすい状態に保つことは、住まいの寿命を延ばす上でも非常に重要です。しかし、ウッドパネルを敷くという行為は、掃除という観点からは最も効率の悪い選択となります。設置したばかりの頃は、ほうきで表面をサッと掃くだけで綺麗になったような気がします。しかし、それは単にゴミがパネルの隙間から下に落ちて、見えなくなっただけのことなのです。
本当の意味でベランダを清潔に保つためには、定期的に全てのパネルを剥がして大掃除を行う必要があります。しかし、この作業がどれほど過酷か、想像したことはありますか。一般的な広さのマンションのベランダであっても、パネルを全て剥がして、溜まったドロドロの汚れを水で流し、パネルの裏側を一枚ずつ洗い、乾かしてから再び隙間なく並べ直す。この一連の作業には、丸一日かかります。しかも、作業中は腰を痛めやすく、泥汚れで衣類も汚れます。
さらに、マンションにお住まいの方には、避難ハッチの問題がつきまといます。ベランダは緊急時の避難経路として法的に位置付けられており、避難ハッチの上に物を置いたり、容易に移動できない方法で敷物を設置したりすることは制限されています。国土交通省が定める標準管理規約などでも、共用部分であるベランダの使用方法については厳格なルールが設けられています。
掃除のたびにこの規約を意識しながら重いパネルを動かすのは、次第に億劫になります。その結果、掃除の頻度が減り、さらに汚れが蓄積し、悪臭や虫の発生を招くという負の連鎖が止まらなくなります。
ここで、実際に悩んでいる読者の声と、専門家としての回答を対話形式でご紹介しましょう。
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相談者(30代女性):
ベランダに憧れのウッドパネルを敷いて2年になります。最近、洗濯物を干す時にどこからか雑巾のような臭いがして困っています。パネルを少し持ち上げてみたら、下の方が真っ黒で、小さな黒い粒のようなものがたくさん落ちていました。これって、もしかしてゴキブリのフンでしょうか。掃除したいのですが、パネルが連結されていて私一人では重くて動かせません。どうすれば良いでしょうか。 -
正直にお伝えしますが、その黒い粒はゴキブリのフンの可能性が非常に高いですね。雑巾のような臭いは、溜まった汚れが腐敗しているサインです。一人で動かせない重さのパネルを敷いていると、どうしても掃除が疎かになり、気づいた時には手遅れになっているケースが多いんですよ。アドバイスとしては、勇気を持って一度すべて撤去することをおすすめします。中途半端に一部だけ掃除しても、他の場所に逃げた虫がすぐに戻ってきます。一度まっさらな状態に戻して、ベランダの床を中性洗剤とデッキブラシで徹底的に洗ってみてください。見違えるようにスッキリしますし、心のモヤモヤも晴れるはずですよ。
このように、掃除しやすい環境を取り戻すためには、パネルという障害物を取り除くことが、実は最も近道なのです。
ベランダのウッドパネルをやめた後の敷物は人工芝とどっちがおすすめ?
ウッドパネルを撤去した後、コンクリート剥き出しのベランダに戻るのは少し寂しいと感じるものです。そこで次に候補に挙がるのが、人工芝や他の敷物です。果たして、人工芝はウッドパネルに代わる救世主になり得るのでしょうか。それとも、また別のデメリットを抱えることになるのでしょうか。
人工芝の最大のメリットは、そのクッション性と視覚的な癒やし効果です。緑があるだけでベランダがパッと明るくなり、子供やペットが素足で遊べる空間になります。しかし、掃除や虫対策という観点から見ると、人工芝もまた、ウッドパネルと同様の注意が必要です。特に、ロール状の人工芝をベランダに敷く場合、水はけが悪いタイプを選んでしまうと、芝の下に湿気がこもり、やはりゴキブリの住処になります。
一方で、最近の人工芝には、裏面がプラスチックのベースになっていて水はけを極限まで高めたジョイントタイプや、透水性の非常に高いロールタイプも登場しています。これらは、従来のウッドパネルに比べれば、隙間にゴミが溜まりにくく、かつ軽量であるため掃除の際に動かしやすいという利点があります。
ここで、ウッドパネル、人工芝、そして人工木の3種類を、メンテナンス性と虫対策の観点から比較してみましょう。
| 特徴 | ウッドパネル(天然木) | 人工芝(高品質タイプ) | 人工木(樹脂製) |
| 見た目 | 非常に高級感がある | 明るく開放的 | 木に近い質感 |
| 掃除のしやすさ | 低い(重い・隙間が多い) | 中(掃除機がけ可能) | 中(水洗いが容易) |
| ゴキブリ対策 | 困難(湿気と隙間) | 注意が必要(裏面が重要) | 比較的良好 |
| 耐久性 | 1〜3年(腐食する) | 5〜8年(色褪せはあり) | 10年前後 |
| 設置費用 | 中 | 低〜中 | 高 |
人工木と人工芝はどっちがおすすめかという問いに対する答えは、あなたのライフスタイルによって変わります。もし、あなたがベランダを第二のリビングとして、裸足でリラックスしたいのであれば、人工芝がおすすめです。ただし、必ず裏面の水抜き穴が充実しているタイプを選んでください。逆に、落ち着いたシックなテラスを目指し、耐久性を最優先するなら人工木が選択肢に入ります。人工木はプラスチックと木粉を混ぜて作られているため、天然木のように腐ることがなく、虫を寄せ付けにくいという特性があります。
しかし、どの敷物を選んだとしても、ベランダ掃除のしやすさを犠牲にしてはいけません。簡単にめくることができるか、汚れが目立ちにくいか、そして何より、自分自身で管理しきれる範囲の広さにとどめるか。これらが、二度目の後悔を防ぐための重要なポイントとなります。
人工芝とどっちがおすすめ?
人工芝
どっち
おすすめ
掃除しやすい
人工木
ベランダのウッドパネルをやめた後の代替案として、人工芝と人工木はどっちがおすすめか徹底比較。10分で掃除しやすい環境を作れるのはどっち?ゴキブリ対策に優れた敷物の選び方や、水はけが良く虫が湧きにくい最新素材も紹介。管理の手間を90%削減し、後悔しない快適なベランダ空間の作り方をプロが提案します。
- メンテナンス性を比較!人工木と人工芝はどっちがおすすめか
- ゴキブリ対策に有効な清潔に保てる敷物の具体的な選び方
- ベランダのウッドパネルをやめた総括と失敗しない環境作りまとめ
メンテナンス性を比較!人工木と人工芝はどっちがおすすめか
さて、より具体的にメンテナンスの現場を想像してみましょう。人工木と人工芝、どちらが日々の暮らしにおいて掃除しやすいでしょうか。
まず人工木についてです。人工木のパネルは、天然木に比べて圧倒的に表面の変質が少ないのが特徴です。コーヒーをこぼしたり、植木鉢から泥水が漏れたりしても、すぐに水で流せばシミになりにくい。また、表面が滑らかに加工されているものが多いため、ほうきやワイパーでの掃除が非常にスムーズです。一方で、デメリットとしては、夏場に熱を非常に持ちやすいという点があります。直射日光を浴びた人工木は、素足で歩くと火傷をするほど熱くなることがあります。
次に人工芝ですが、こちらは掃除機をかけられるというのが意外な強みです。室内の掃除のついでにベランダも掃除機で吸い取ってしまえば、埃や髪の毛が溜まるのを防げます。また、水を流して洗うこともできますが、乾くまでに時間がかかるのが難点です。長期間湿った状態が続くと、芝の根元にカビが生えたり、不快な臭いの原因になったりすることもあります。
メンテナンスの頻度という視点で比較した表も確認してみましょう。
| メンテナンス内容 | 人工木 | 人工芝 |
| 日常の掃き掃除 | 非常に楽(1分) | 普通(掃除機推奨) |
| 水洗い掃除 | 楽(乾きやすい) | 普通(乾きにくい) |
| 経年劣化の確認 | 2〜3年に一度でOK | 毎年確認が必要 |
| 虫除けスプレー | パネル下に適宜必要 | 芝全体に必要 |
| 剥がしての丸洗い | 1年に一度は必須 | 1年に一度は必須 |
結論として、とにかく掃除しやすさを優先したいのであれば、人工木の方が管理は楽だと言えます。ただし、人工木もまたウッドパネルの一種であることには変わりなく、パネルの下の空間は存在します。そのため、人工木を選ぶ際も、できるだけ脚の高さがあり、風通しが良い設計のものを選ぶのが、ゴキブリ対策としての鉄則です。
私自身の主観的な意見を付け加えさせてもらうなら、ベランダ全体に何かを敷くのではなく、あえてベランダの半分だけを人工芝にし、残りの半分はコンクリートのままにしておくというハーフ&ハーフのスタイルもおすすめです。これなら、掃除が半分で済みますし、コンクリート部分に排水ルートを確保できるため、湿気がこもりにくくなります。お洒落と実用性のバランスをどこで取るか、これがプロのベランダ作りの極意です。
ゴキブリ対策に有効な清潔に保てる敷物の具体的な選び方
せっかくウッドパネルをやめたのに、次に選んだ敷物でまたゴキブリに悩まされるのは避けたいですよね。ここでは、害虫の専門家や清掃業者からも高く評価されている、本当にゴキブリ対策に有効な敷物の選び方を具体的に解説します。
まず第一のポイントは、敷物の裏側に密閉された空間を作らないことです。ゴキブリは、外から見えない隠れ場所を執拗に探します。そのため、裏面がフラットで床にベタッと貼り付くようなタイプよりも、細い脚で支えられていて、下を風と光が通り抜ける構造のものが理想的です。明るくて風通しが良い場所を、ゴキブリは極端に嫌います。
第二のポイントは、素材自体の臭いです。天然の杉やヒノキには防虫効果があると言われますが、ベランダのような過酷な環境ではその効果は長く持ちません。むしろ、湿気を吸った木材の臭いは、一部の虫を呼び寄せる誘引剤になってしまうことさえあります。無機質な樹脂製の人工木や、防カビ加工が施された人工芝の方が、衛生面でははるかに管理しやすいのです。
第三のポイントは、排水溝を絶対に塞がないことです。これは掃除しやすい環境を作る上でも、虫対策としても基本中の基本です。排水溝付近にゴミが溜まると、そこがボウフラや他の虫の発生源になります。敷物を選ぶ際は、排水溝の周りにはあえて何も敷かず、常に床面が見える状態にしておきましょう。これにより、異常があった時にすぐ気づくことができます。
おすすめの具体的な商品タイプとしては、以下のようなものが挙げられます。
- ジョイント部分が広く、簡単に取り外しができるプラスチックベースの人工木。
- 裏面に無数の水抜き穴があり、厚みが薄いタイプの人工芝。
- そもそもパネル形式をやめ、耐水性の屋外用ラグマットを使用する。
特に3のラグマットという選択肢は、最近注目されています。汚れたら洗濯機で洗えるタイプもあり、シーズンオフには畳んで室内に収納できるため、ベランダを常に清潔に保つことができます。ウッドパネルのようにずっと敷きっぱなしにする必要がないため、ゴキブリが住み着く隙を与えることもありません。
10人中9人が、ベランダの快適さは見た目ではなく清潔感で決まると言います。最初は味気ないと感じるかもしれませんが、コンクリートの床に、必要な時だけ素敵なラグや折りたたみ椅子を出す。そんな引き算の美学こそが、大人のベランダガーデニングの完成形なのかもしれません。
上記の対策を行った上で、防草シートを貼る事をお勧めします!ベランダの上とは言え、コンクリートの隙間からはえてくる雑草はゴキブリやムカデが好む腐葉土となる可能性があるかです。
ウッドパネルを施工前に一度、防草シートをチェックする事をお勧めします。
ベランダのウッドパネルをやめた総括と失敗しない環境作りまとめ
ここまで、ベランダのウッドパネルをやめた理由から、その後の代替案に至るまで、かなり踏み込んだ内容をお伝えしてきました。お洒落なベランダを作りたいという純粋な気持ちが、結果としてゴキブリや掃除の苦労といった予期せぬトラブルを招いてしまうのは、本当に悲しいことです。しかし、失敗は新しい発見への第一歩でもあります。
ウッドパネルをやめたことで得られる最大のメリットは、心の平穏です。パネルの下に何がいるか分からないという恐怖心、掃除をサボっているという罪悪感。これらから解放された時、あなたのベランダは本当の意味で自由な空間になります。コンクリートの床が日光を反射して輝いているのを見た時、きっとあなたは掃除しやすいことの素晴らしさを実感するはずです。
もし、これからベランダの改造を考えているのであれば、まずは小さな範囲から始めてみてください。いきなり全面に人工芝やウッドデッキを敷くのではなく、お気に入りの椅子を一脚置き、その足元にだけ小さな敷物を置いてみる。それだけで、十分に素敵な空間は作れます。そして、何かを敷く際は、必ず1ヶ月に一度はそれをめくって掃除する自分を想像してみてください。その作業が苦にならないと思えるものだけが、あなたにとっての正解です。
明日、ぜひ一度ベランダに出てみてください。そして、今ある敷物の端を、ほんの少しだけ持ち上げてみてください。もしそこに、あなたが望まない現実が広がっていたとしたら、それは新しいベランダライフを始める絶好のタイミングかもしれません。ウッドパネルをやめた決断を、後悔する必要はありません。それは、より豊かで清潔な暮らしを手に入れるための、前向きな選択なのです。
ガーデニングの主役は植物や家具ではなく、そこで過ごすあなた自身です。あなたが笑顔で、深呼吸できるベランダ。そんな場所を作るお手伝いができたなら、これ以上の喜びはありません。今回の内容を参考に、あなたにとって世界で一番心地よいベランダを作り上げてください。
最後に、今回のポイントを改めておさらいしましょう。
- ウッドパネルの下はゴキブリの温床になりやすく、深刻な虫対策が必要になる。
- IKEAなどの安価なパネルは耐久性が低く、数年でボロボロになるリスクがある。
- 掃除しやすい環境を維持するには、隠れた隙間を作らないことが鉄則。
- 人工木や人工芝はどっちも一長一短だが、メンテナンス性を重視するなら人工木、クッション性なら人工芝を選ぶ。
- そもそも何も敷かない、あるいはラグマットのような可動式の敷物を選ぶという選択肢も非常に有効である。
この知識を武器に、あなたのベランダを最高の癒やしスポットに変えていきましょう。いつの日か、手入れの行き届いた清潔なベランダで、心ゆくまでティータイムを楽しめる日が来ることを心から願っています。
参考




