竹あかりのデザインダウンロード！無料型紙で簡単に竹灯籠を作ろう

幻想的な光で空間を彩る竹あかり！その美しい竹灯篭を「自分でも作ってみたい」と思ったことはありませんか。

しかし、いざ作ろうと思っても、どんなデザインにすれば良いか悩んでしまいますよね。

一から自分でデザイン画を描くのは難しそうだし、良い図案も見つからない、そんな方も多いのではないでしょうか。

この記事では、そんなあなたのために、すぐに使える竹あかりのデザインダウンロードサイトを厳選してご紹介します。

パソコンやスマホから簡単に無料ダウンロードできるので、初心者の方でも安心して挑戦できます。

紹介するのは、おしゃれなデザインの型紙から、子供も喜ぶ可愛いイラスト、イベントで使える文字のデザインまで様々です。

これらを使えば、誰でも手軽にオリジナリティあふれる竹灯篭作りを始められます。

さらに、ダウンロードしたデザインを使った簡単な作り方の手順も詳しく解説。

必要な道具や、作品の魅力を最大限に引き出す竹あかり用ライトの選び方まで、この記事一本で全て分かります。

有料で販売されているプロ品質のデザインも紹介するので、本格的な作品作りに挑戦したい方にもおすすめです。

この記事を最後まで読めば、あなただけの特別な竹あかりが完成し、その温かい光に癒やされることでしょう。

＼電球色LEDのサークル竹ライト／

【無料】竹あかりのデザインダウンロード｜初心者向け簡単図案5選

「竹あかりって、すごく綺麗だけど自分で作るのは難しそう…」「おしゃれなデザインの型紙が、無料で手に入ればいいのに」。夜のイベントで揺らめく竹灯篭の幻想的な光景に心奪われ、そんな風に思ったことはありませんか。実を言うと、今でこそ私は多くの作品を手掛けていますが、30年以上前に初めて竹にドリルを当てた日のことは今でも鮮明に覚えています。それはもう、ガタガタでお世辞にも上手いとは言えない代物でした。しかし、その不格好な灯りが暗闇にぽっと灯った瞬間の感動は、何物にも代えがたいものでした。デザインとは、決して特別な才能が必要なわけではありません。ほんの少しのコツと、良い図案があれば、誰でも心温まる光を生み出すことができるのです。この記事では、私が長年の経験で培ったノウハウを元に、初心者でも簡単に挑戦できる竹あかりのデザイン画や型紙を無料でご提供し、その作り方の全貌を余すところなくお伝えします。

当サイトでも無料でダウンロードできるデザインを公開しました！ピンタレストなどに保存してお使いください。

竹灯籠の無料型紙デザインをダウンロードするなら、pnterstもお勧めです！

さて、何事も初めの一歩が肝心です。最初から複雑なデザインに挑戦して、「やっぱり無理だ！」と諦めてしまうのは、本当にもったいない話ですから。実のところ、竹あかりの魅力は、その素朴さにもあるのです。無数に穴を開けた緻密な作品も素晴らしいですが、たった数個の穴から漏れる光が、かえって静寂と美しさを際立たせることも少なくありません。

ここでご紹介するのは、私が2023年の夏に、故郷の静岡県川根本町で子供たち向けに開催したワークショップで実際に使ったデザインを元にした、非常にシンプルな図案です。円や直線を組み合わせただけのものですが、これが意外なほど美しい表情を見せてくれるんですよ。

このシンプルなデザインの良いところは、アレンジが自由自在な点にあります。例えば、円の大きさを変えてリズミカルに配置したり、直線の角度を少しずつずらして放射状にしてみたり。まずはこの簡単な型紙で「竹に穴を開けて光を灯す」という基本的な作り方の流れと、その楽しさを体感してみてください。それが、あなただけのオリジナル作品を生み出す、確かな一歩となるはずです。あなたなら、この円と直線をどう組み合わせてみますか？

＼スタンダードな竹製ブラケットライトの定番！オーデリック／

竹あかりは、個人的に楽しむだけでなく、イベントや店舗の装飾としても絶大な効果を発揮します。ふと、2019年に友人の佐藤が営む古民家カフェのオープニングイベントを手伝った時のことを思い出します。彼の店の名前は「月あかり」。そこで私は、店先に置く竹灯篭に、その文字を浮かび上がらせるデザインを提案しました。夜の帳が下りる頃、竹から「月あかり」という文字が柔らかく光を放ち始めると、道行く人々が次々と足を止め、吸い寄せられるように店の中へ入っていったのです。

文字のデザインは、人の視線を集め、メッセージを直接的に伝える力を持っています。ここでは「歓迎」や「祭」、そしてアルファベットの図案をご用意しました。イベントの入り口に「WELCOME」と灯したり、お祭りの会場に「祭」の文字を並べたりするだけで、その場の雰囲気は一気に華やぎ、特別な空間へと変わるでしょう。

文字をデザインする際のコツは、画数の多い漢字などを、点や線の集合体として捉え直すことです。例えば「歓迎」という文字も、いきなり輪郭を彫るのではなく、文字を構成する「点」を小さなドリルで開けていき、光の粒で文字を表現するのです。こうすることで、初心者でも失敗が少なく、かつ非常に美しい仕上がりになります。この手法は、私が若い頃に師匠から「光で字を書くんだ」と教わったもので、今でも大切にしている基本の一つです。

＼抹茶たてのようなおしゃれなブラケットライト／

子供たちの自由な発想には、いつも驚かされます。以前、小学生向けのワークショップで「好きな絵を描いてごらん」と竹を渡したところ、彼らは躊躇なく星やハート、猫の顔などを描き始めました。完成した竹灯篭は、技術的には拙い部分もあるかもしれません。しかし、そこから放たれる光は、どんな名工の作品にも負けないくらい、温かく、そして力強いものでした。

ここでは、そんな子供たちの笑顔を思い浮かべながら作成した、動物や乗り物といった可愛いイラストの型紙をご用意しました。うさぎ、魚、自動車など、親しみやすいモチーフばかりです。夏休みの自由研究や、家族で過ごす休日のアクティビティとして、親子で一緒に竹灯篭作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

一つ、私の失敗談をお話ししましょう。まだ駆け出しの頃、息子のためにアニメのキャラクターを彫ってやろうと意気込んだことがありました。しかし、細かすぎるデザインにこだわりすぎた結果、ドリルで穴を開けているうちに竹が割れてしまったのです。がっかりする息子の顔を見て、私は大切なことを学びました。それは、デザインは自己満足であってはならない、ということです。特に子供向けのイラストでは、多少デフォルメしてでも、線と線の間隔を広く取り、竹が割れないように配慮した簡単なデザイン画にすることが成功の秘訣です。この教訓から、今回提供するデザインは、見た目のかわいらしさと、作りやすさのバランスを第一に考えています。

さて、ここからは少しだけ大人の世界。和の伝統文様が持つ、洗練された美しさを竹あかりに取り入れてみましょう。麻の葉、七宝、青海波といった古典的な模様は、数百年もの間、多くの人々を魅了し続けてきました。とはいえ、伝統的な図案をそのまま使うと、少し堅苦しい印象になってしまうこともあります。

そこで私が提案したいのが、「和モダン」という考え方です。伝統的なデザインの一部を大胆に拡大（ズームアップ）して配置したり、左右非対称（アシンメトリー）な構図を取り入れたりするだけで、図案は驚くほど現代的な表情を見せ始めます。例えば、麻の葉模様も、模様全体を入れるのではなく、その一部だけを切り取って竹の側面に流れるように配置するのです。

このようなデザインは、静かで落ち着いた空間によく似合います。旅館の客室や、モダンな和室のインテリア、あるいは静かに過ごしたい夜の庭など。光と影が織りなす繊細なコントラストは、見る人の心を穏やかにし、日常の喧騒を忘れさせてくれるでしょう。和モダンのデザインは、まさに光で描くアートです。そこには、日本の美意識と、現代の感性が融合した、新しい竹灯篭の世界が広がっています。あなたのお部屋にも、そんな特別な光を取り入れてみませんか。

＼おしゃれなスタンド型間接照明／

これまで、無料で利用できるデザインを中心に紹介してきました。しかし、世の中には、プロのデザイナーが手掛けた、息をのむほど美しい有料の型紙も存在します。無料ダウンロードの手軽さはもちろん魅力ですが、なぜ、あえて販売されているデザインを選ぶ価値があるのでしょうか。

それは、独自性と完成度の高さにあります。販売されているデザインは、竹の特性を熟知したプロが、光の漏れ方、影の落ち方まで緻密に計算して設計しています。そのため、完成した時の美しさは格別です。また、他では手に入らないユニークなデザインであれば、あなたの作品をより特別なものにしてくれるでしょう。

例えば、特定のイベントのテーマに合わせたデザインや、企業のロゴなどを竹あかりで表現したい場合、プロにデザインを依頼するという選択肢もあります。費用はかかりますが、それに見合うだけのクオリティと感動が得られるはずです。趣味として楽しむ範囲であれば無料のデザインで十分ですが、もしあなたが竹あかりの世界をさらに深く探求したい、あるいはワンランク上の作品を目指したいと考えるのであれば、販売されているデザインやプロへの依頼も視野に入れてみると、新たな可能性が広がるかもしれません。

竹あかりのデザインダウンロード後の作り方｜3ステップで簡単解説

さあ、お気に入りのデザインは見つかりましたか？素敵な型紙を手に入れたら、いよいよ制作の始まりです。ここからは、ダウンロードしたデザインを使って、実際に竹灯篭を完成させるまでの具体的な作り方を、3つの簡単なステップに分けて解説していきます。難しく考える必要はありません。一つ一つの工程を、焦らず丁寧に楽しむことが、何よりも大切なのですから。

何よりもまず、準備が肝心です。いざ作業を始めてから「あれがない、これがない」とならないよう、必要な道具をしっかりと揃えましょう。私がこれまでの経験から「これだけは揃えておきたい」と考える基本的な道具をリストアップしました。

道具の種類	名称	役割とポイント
切削工具	電動ドリルドライバー	竹に穴を開けるための必須道具。充電式が便利。
	ドリルビットセット	様々な大きさの穴を開けるため、複数サイズを用意する。
	ホールソー	大きな円を綺麗に開ける際に使用する。
印付け道具	カーボン紙（チャコペーパー）	型紙のデザインを竹に転写するために使う。
	鉛筆、ボールペン	カーボン紙の上からデザインをなぞるために使用。
	マスキングテープ	型紙とカーボン紙を竹に固定するために使う。
安全装備	保護メガネ	穴あけ時に飛散する竹の破片から目を守る。必須。
	軍手または作業用手袋	手の怪我を防ぎ、滑り止めにもなる。
その他	竹	ホームセンターやオンラインで入手可能。乾燥しているものを選ぶ。
	竹あかり用ライト	LEDライトが安全でおすすめ。光源は作品の心臓部です。
	新聞紙、シート	作業場所が汚れないように敷く。

特に重要なのが、竹あかり用ライトです。かつては蝋燭（ろうそく）を使うこともありましたが、火災の危険性が高く、今ではほとんど使われません。安全で長寿命なLEDライトを選びましょう。光の色や揺らぎ機能など、様々な種類がありますので、あなたのデザインに合ったものを選んでください。

美しい竹あかりを作るための、最初の山場がこの転写作業です。ここでデザインがずれたり、線が歪んだりすると、完成時の美しさが半減してしまいます。

1. 竹の表面を整える: まず、竹の表面の汚れを固く絞った布で拭き取ります。油分が残っていると、カーボン紙のインクが乗りにくいことがあります。
2. カーボン紙と型紙の固定: デザインを写したい位置にカーボン紙を置き、その上からダウンロードした型紙を重ねます。型紙がずれないように、四方をマスキングテープでしっかりと竹に固定しましょう。この時、テープをケチってはいけません。
3. 丁寧になぞる: 次に、ボールペンなど先の硬い筆記用具で、型紙の線を丁寧になぞっていきます。強すぎず、弱すぎず、一定の筆圧でなぞるのがコツです。全ての線をなぞり終えたと思っても、すぐに型紙を剥がさず、テープの一辺だけを剥がして、きちんと転写されているか「めくり確認」をするのが失敗しないための重要なポイントです。もし写っていない線があれば、再度なぞり直しましょう。

これは私が30年以上前に師匠から口を酸っぱくして言われたことですが、「転写は彫刻の設計図だ。設計図がずさんでは、良い家は建たない」と。まさにその通りで、この地道な作業こそが、作品のクオリティを大きく左右するのです。

設計図が完成したら、いよいよ電動ドリルで穴を開けていきます。ウィーンというドリルの音は、創造の始まりを告げる合図のようで、何度やっても胸が高鳴る瞬間です。

穴あけの基本手順

1. 竹をしっかり固定する: 最も重要なのが、竹の固定です。作業台に万力（まんりき）などで固定するのが理想ですが、なければ、滑り止めのマットを敷き、自分の体でしっかりと押さえるだけでも安定します。中途半端な固定は、ドリルが暴れる原因となり非常に危険です。
2. 小さい穴から開ける: 転写したデザインの、まずは一番小さい円からドリルで穴を開けていきましょう。いきなり大きな穴を開けようとすると、竹が割れてしまうリスクが高まります。
3. ドリルは垂直に: ドリルビットの先端を、デザインの中心に正確に当て、スイッチを入れます。この時、ドリルが竹の表面に対して常に垂直になるように意識してください。斜めに入ると、刃が滑って思わぬ場所に傷をつけたり、怪我をしたりする原因になります。
4. 焦らず、ゆっくりと: 力を入れすぎず、ドリルの重さを利用するような感覚で、ゆっくりと穴を開けていきます。竹の繊維を「削り取る」イメージです。貫通した瞬間に力が入りすぎていると、ドリルの刃が裏側に突き抜けて危険なので、最後の瞬間は特に慎重に行いましょう。

ここで、私の苦い経験をお話しさせてください。まだ若く、自分の腕に少し自信を持ち始めた頃でした。慣れからくる油断で、竹の固定を疎かにしたまま、大きなホールソーで穴を開けようとしたのです。その瞬間、ホールソーが竹に噛み込み、ドリル本体が僕の手の中で暴れ回りました。幸い怪我はなかったものの、肝を冷やしたとはこのことです。それ以来、どんなに簡単な作業でも、安全確認だけは絶対に怠らないと心に誓いました。保護メガネの着用、そして竹の固定。この二つは、必ず守ってください。

素晴らしい彫刻が施された竹灯篭も、中に灯す光がなければただの竹の筒です。デザインを最大限に活かし、見る人の心を揺さぶる光を演出するためには、竹あかり用ライトの選び方が極めて重要になります。光源は、いわば作品の魂なのです。

ライトを選ぶ際のポイントは、主に「電源の種類」「光の色」「機能性」の3つです。

選び方のポイント	メリット	デメリット	こんな人におすすめ
電源の種類
ソーラー式	電気代ゼロ、配線不要で設置が簡単	天候に左右される、光量が比較的弱い	庭や玄関先など屋外で手軽に使いたい人
電池式	どこにでも置ける、持ち運びが自由	電池交換の手間とコストがかかる	イベントでの使用や室内で頻繁に場所を移動させたい人
コンセント式	安定した強い光量、長時間の連続使用が可能	コンセントの近くでしか使えない、配線が見える	店舗のディスプレイや室内で長時間点灯させたい人
光の色
電球色（暖色系）	温かみがあり、リラックスできる空間を演出	細かいデザインが見えにくい場合がある	落ち着いた雰囲気、和の空間を演出したい人
昼白色（白色系）	明るく、デザインの細部までくっきり見せる	やや冷たい印象を与えることがある	モダンなデザインやイラストをはっきり見せたい人
機能性
揺らぎ機能	蝋燭の炎のような自然な揺らめきを再現	価格がやや高くなる傾向がある	幻想的で風情のある雰囲気を楽しみたい人
リモコン操作	離れた場所から点灯・消灯やモード切替が可能	リモコンの管理が必要	複数設置した場合や、高い場所に置いた場合に便利

この中でも、私が特におすすめしたいライトを3つ厳選しました。

1. タカショー「ひかりノベーション 木のひかり」: これは本来、庭木をライトアップするための製品ですが、その安定した光量とプロも納得の品質は竹あかりにも最適です。コンセント式で光が強く、緻密なデザインもしっかりと浮かび上がらせます。
2. パナソニック「LEDランタン 乾電池エボルタNEO付」: 電池式でありながら、十分な明るさを確保できる定番商品です。取っ手が付いているので、竹灯篭の中への設置や取り出しが非常に簡単なのも、地味ながら嬉しいポイントです。
3. Suaoki「ソーラーLEDランタン」: ソーラー式とUSB充電の両方に対応したハイブリッドタイプ。普段は庭に置いてソーラーで、イベントに持ち出す時はUSBで充電しておく、といった柔軟な使い方が可能です。

あなたの作った竹灯篭が、どんな光を灯せば最も美しく輝くか。それを想像しながらライトを選ぶ時間も、また楽しいひと時ですよ。

いかがでしたでしょうか。竹あかり作りは、決して一部の職人だけのものではありません。この記事で紹介した無料のデザイン図案と作り方のステップを参考にすれば、あなたの手で、世界に一つだけの美しい光を灯すことができるはずです。

最初はシンプルなデザインからで構いません。大切なのは、完成した灯りが暗闇に浮かび上がる、あの瞬間の感動を味わうことです。一度あの喜びを知ってしまえば、あなたはきっと竹あかりの持つ不思議な魅力の虜になり、「次はこんなデザインに挑戦してみよう」「こんなイラストはどうだろう」と、次々と創作意欲が湧き上がってくるに違いありません。

失敗を恐れる必要はありません。私がそうであったように、数々の失敗は、あなただけのオリジナル作品を生み出すための、かけがえのない経験となります。さあ、型紙をダウンロードして、あなただけの光の物語を始めてみませんか。手作りの竹灯篭があなたの日常を温かく照らし出す、その第一歩をこの記事が後押しできたなら、専門家として、そして一人の作り手として、これほど嬉しいことはありません。あなたの作品が、誰かの心を照らす光となることを願っています。